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評価:
森見 登美彦
角川書店
¥ 1,575
(2006-11-29)
このサイズの本は必ず中古で(かなり安くなってから)買ってる私が珍しく新書で購入した本。いや…一度は諦めたんですが、たぶんこの本は古本にはあんまり出回らない(出回っても対して安くならない)だろうなと思って、それならもういっそ買っちまえ!!と…。でも買ってよかったと心底思える本です。大分前に読み終わってるんですが、何度でも読み返したくなる、読み返してる本。「可愛い」を突き詰めたらきっとこうなるんだろうなあ。
結論。これは、惚れる…!!登場人物皆が何かに対して全力投球してて、どの人も皆素敵だと素直に思えます。いっぱいいっぱいな人がこんなに素敵に見えるなんて思いもしなかった。言葉に出来ないけどあえていうなら「かわいらしい」本。とにかくこの本を構成する全てが暴力的なまでに可愛らしい。「先輩」が「黒髪の乙女」に対してどこまでも一途で初心なのがよかったです。彼女に近づこうと下心丸出しの努力をし続けるその心意気や良し!そこまでされりゃあ落とされたって本望というものだ!(誰だ)いやこの本の「先輩」はつきつめてつきつめてつきつめてあと一歩!というところで邪魔が入ったり踏み出せなかったりして失敗していますが。外堀をせっせと埋めて埋めて埋めて埋めて埋め続けてその近くに小屋まで建てて住みそうな先輩の背中を愛ゆえに蹴り飛ばして本丸に突撃させてやりたい(笑)

その「先輩」を射止め続ける「黒髪の乙女」ももちろん可愛らしい。というかこちらの可愛らしさは本当…言葉にできない…。もう、あの、なんていったらいいか、本当可愛らしいんだ…!!今時珍しい(?)「全くすれてない」ヒロインに心が洗われるようです。そんなわけで本来ならばこの本の「可愛らしさ」を代表する「黒髪の乙女」視点での物語をお勧めすべきなんでしょうが、私はあえて欲望に忠実で下心丸出しな「先輩」視点を押します。なんか間違った努力をし続ける彼の奮闘記はむさくるしいけど面白い(笑)お前そうじゃない、そうじゃないってこのお馬鹿っ!!と一喝してやりたくなる。なんでそこで突撃しない!!なんでそこでお茶に誘わない!!(落ち付け)

黒髪の乙女が先輩に対してちょっと気になる、というそぶりを見せてくれたときはほんと目頭が熱くなった。よかったね…!!本当、よかったね…!!自称天狗の彼と古書の神様の魅力に一撃ノックアウト。韋駄天炬燵に入りたい。 あ、文体が独特なのであんまり気にならないけど何気なく下ネタ満載です。特に学園祭編。私は下ネタオッケーな人間なので可愛らしさと下ネタの絶妙な比率に爆笑してましたが、苦手な方はお気を付け下さい。
| 感想 | 22:18 | comments(0) | posted by 久遠 |
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